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2020年12月07日

電車教室

 

11月30日は年長さんが楽しみにしていた電車教室。

遠鉄電車(あかでん)に乗って、新浜松駅から終点の西鹿島駅まで電車について学びながら、およそ30分の電車の旅に出かけます。今年は券売機を使って自分で切符を購入する活動を中止したり、乗車前に駅員さんによる検温、手指消毒の実施など感染症対策も万全に行いました。

改札をくぐる前に1人1人、切符を受け取り・・・

「この切符がないと電車に乗れないんだよね。」

「切符には値段や日付が書いてあるんだね。」

初めて持つ切符に興味津々。じっくり見つめて様々な発見をしている子もいれば、なくさないように大切に持っている子もいました。

さぁ、駅員さんに切符を見せて、ホームへ上がります。

出発時刻まで分けてもらったガイドブックを見て待っていると・・・あかでんの沿線マップを発見!

「今、僕たちがいるのは新浜松駅でしょ。ここから~」と地図を指でたどっていくと・・・

「あっ!お父さんの会社も通る!」

もう、わくわくが止まりません。

いよいよ、みんなが乗るあかでんが到着してついに乗車です。

2車両貸切なので、お隣と間隔を開けて座ってソーシャルディスタンスもバッチリ!

運転席のすぐそばの座席に座れた子も。

「車の運転と全然ちがうね~」

車内ではガイドブックを使用しながら駅員さんがあかでんについて詳しく教えてくださったり、窓から見える景色を案内してくれました。浜松城やアクトタワーを探したり、なんと富士山も見ることができました!年間40回ほど行われている電車教室でも富士山が見えるのは10回くらいだそうです。富士山が見れたのはとてもラッキーでした!

 

「こんな町、来たことないなぁ~」

「景色がどんどん変わるね!」

夢中になって窓の外を眺めたり、あかでんの〇☓クイズをして楽しんでいるうちに、あっという間に西鹿島駅に到着してしまいました。

「あかでんに乗れて嬉しかった!ありがとうございました!」

ちょっぴりあかでん博士になった子どもたちは「お母さんにも教えてあげよう!」「また乗りに来たいな♡」と満足気な表情を浮かべていました。「大きくなったら電車の運転手さんになりたいな!」と言っている子もいましたよ。

公共のマナーも学ぶことができ、とても貴重な体験となりました。