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2022年02月09日

氷作り大作戦❄

子どもたちは真冬の寒さに負けず、園庭で元気いっぱいに体を動かして遊んでいます。

氷作りに向けて気温の変化を感じる為に、1月31日から毎日気温を記録しています。温度計の数字を見ながら「今日は10度だから少し暖かいね」「昨日よりも気温が下がっていたよ!」など毎日の習慣として楽しみにしている姿が見られました。


「今日の最低気温は0℃だ!今日が一番低いね!」

 

2月5日、6日と気温が下がる事を知り、早速氷作りに挑戦!

園庭の中でどこが一番氷が出来やすいか、園庭マップを見ながら設置していきました。

年長さんがプリンカップを日陰に置いている姿を見て年少さんも同じように置いてみたり、自分なりに考えてみんなとは違う場所に置いてみたりと氷が出来ることを願いながらカップを大切に置いていきました。

「私、ここに置こう~!」


「水をこぼさないように気をつけてね!」


「日陰だから氷が出来るかなぁ…」

「まだ誰も置いていない、いい場所みぃつけた!」

「ここなら絶対に氷できると思う!氷ができますように・・・」

 

 

2月7日の朝に自分たちが置いたカップに氷が出来ているか確認してみると、残念ながら氷は出来ていませんでした。

「あれ??お水のままだね…。」

 

しかし、別に用意しておいた大きなプラスチックの容器の中には薄い氷を発見!!子どもたちは大喜びで氷を観察したり触ってみたりして楽しんでいました。

「あっ!!!氷ができてる~!!」

 


「大きい!氷の向こう側がぐにゃぐにゃして見える!」


「触ってみて!すごく冷たいよ!」


「こんな所にも氷が出来てる!」

 

「同じ場所に置いてあるのに、どうして小さいカップだと氷が出来ないんだろう…」と疑問を持つ姿が見られた為、クラスの友達と原因について話し合いました。「水の量が多い方が氷が出来やすいんじゃない?」「太陽の光が当たらないように壁が欲しいと思う」などと様々な意見が出て、氷作りの難しさを感じました。

今回の氷作りを通して、最低気温が0℃以下でないと氷が出来ないことを学んだ子ども達。毎日の気温を天気予報を見て調べて来る子、家庭で氷作りを試している子、周りの自然で氷が出来ていないか探している子など、冬の自然ならではの現象を楽しんでいました!

もうしばらく、毎日の気温調べは続けていきたいと思います。そして、さらに氷作りを追究していくクラスもあるようです!

 

担当:保育実践リーダー(環境)

育ちの姿:思考力の芽生え、自然との関わり、数量・文字等への関心・感覚、言葉による伝え合い