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2024年06月04日

社会見学~浜松市消防局~

今日は年長組が社会見学として浜松市消防局に見学に行きました。

2つのグループに分かれて、消防体験センター・消防署・消防指令センターを見学させてもらいました。

 

消防体験センターでは、煙避難体験と台風体験ができました。

煙体験コーナーでは、煙が充満した部屋に入り煙の怖さを体験し、正しい避難の方法を学びました。

幼稚園での火事の避難訓練の経験からハンカチで鼻と口を覆い低い姿勢で避難すると良いということは知っていましたが、実際に煙の中に入るのは初めてでとても貴重な体験となりました。

 

「すごいけむりだ!しっかり鼻と口を押えないと!」

「本当の火事の時は床は熱くなるから逃げる道がわからなくなった時は壁を触って逃げるんだって!」

前が見えにくくなるほど煙が充満していたので、子どもたちは緊張感を持って体験し、火事の怖さを知ることができました。

台風体験コーナーでは、過去に襲来した大きな台風の風の強さを体験することができました。あまりの風の強さにびっくり!

「わぁ~!!飛ばされそう!」

「みんなでしっかり捕まって!」

強風時は立つことさえ困難な状態になるため、不要な外出は避けることを学びました。

 

消防署は実際に火災や救急の現場に出動する職員が24時間体制で働いているところで、仮眠室や出動準備室、消防車両を見せてもらいました。

仮眠室は消防隊の方が夜中、体を休める場所ですぐに出動できるように、フカフカのお布団ではなく、硬い畳のベッドであることや消防隊と救急隊では部屋が分かれていて消防か救急の必要要請がある部屋にだけ放送が流れるようになっていることを教えてもらいました。

「夜中でもすぐに起きて助けに来てくれるんだね!」

出動準備室では実際に着用している防火衣をみせてもらいました。

 

「重たいな~これを着て火の中にも入って行くなんてすごいな!」

 

そして、いろいろな消防車両を実際に見ながら詳しく説明して頂き、みんな興味津々。

 

「このはしご車は浜松で一番はしごが長くて、ビルの10階くらいの高さまではしごが伸びるよ!」

「バイクの消防車両もあるなんて知らなかった~。消防車が行くことができない所に行くんだね!」

 

消防指令センターは、119番通報を通報を受信した際に「火災・救急・救助」などの情報を集約し、各署所や現場で活動している隊員へ指令伝達しているところで、指令センターの様子を見学し、仕事内容について教えてもらいました。

 

消防の仕事や施設について、丁寧に説明して頂いたり、実際に体験させてもらったことで、火災の危険性などを楽しく学ぶことができ、とても貴重な経験となりました。