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2024年12月12日

積み木の間伐材で遊ぼう

今日は子ども達が森林や緑に関心を持てるようにと浜松市緑化推進本部と天竜森林組合の方にお越し頂き、浜松市の間伐材を活用した積み木にふれて遊んだり、積み木ができるまでの‟森のはたらき”や‟森でのおしごと”を教えてもらいました。

まずは、森の専門家である天竜森林組合の松下先生から紙芝居を使ってお話していただきました。クイズ形式でとてもわかりやすく、子ども達も興味津々でした。

「どっちの森がきれいかな?」「Bだと思う人~?」

そして、森が元気になるためには間伐が必要ということを教えてもらいました。「かんばつ」という聞きなれない言葉に「なんだろう?」と首をかしげていた子ども達。実際に自分たちが木になって全員で森を作り、先生たちが間伐をする間伐体験をして間伐を理解することができました。間伐すると太陽が地面にあたるようになり、森が明るく元気になるそうです。

 

次は園庭でチェーンソーの実演!スギとヒノキの木を切ってもらいました。チェーンソーを見るのは初めての子も多く、チェーンソーの迫力にびっくり!!大きな音に思わず耳を塞いでいる子もいましたが、おがくずが飛び散る様子やあっという間に木が切れてしまうことに驚きながら見入っていました。

切り終わった木を順番に触らせてもらい、木の感触や香りを体験させてもらいました。スギとヒノキの香りの違いに気がついたり、木の感触にいろいろ発見があったようです。

木の年輪を数えると木の年齢がわかることも教えてもらいました。

「この木は何歳かな?」

 

その後は保育室に戻ってお楽しみの積み木体験。事前に積み木をお借りしてたくさん遊ばせてもらっていたので、各グループ作りたいものも決まり、友達と協力しながら作品作りに取り組むことができました。製作する時間は20分間と決まっていたので、時間内に仕上げようと自然と積み木を集める係、高いところに積み木を積む係、バランスが崩れないように支える係と役割分担もできていました。自分たちの背丈よりも高く積み上げたタワーが途中で崩れてしまうハプニングもありましたが、どのグループも楽しんで作品をつくりあげることができました!

 

そして、作品のお披露目会✨1グループずつ何を作ったのか、どんな所が難しかったのか、どんな所を頑張ったのか発表してもらいました。

 

最後には、素敵な木箱に入った1000個の積み木を寄贈していたただきました🎁積み木が入っている木箱も間伐材でできているそうです!!

 

間伐材を使って、様々な物をつくっているのですね。

①森を元気にするためには間伐をすることが大事。

②間伐した木で積み木ができている。

という2つの大切なことを教えて頂き、『間伐』という言葉をしっかりと覚えることができました。

今日は実際に様々な体験をしながら、森について学ぶことができ、とても貴重な経験となりました。

ありがとうございました。