2022年04月18日園の様子自園給食
春の旬の食材🍓
新年度が始まって、10日が過ぎました。本格的に一日保育も始まり、新入園の子ども達も、少しずつ園生活のリズムをつかみつつあるようです。
年中、年長クラスでは給食も始まり、食育の研修担当の先生が準備してくれた旬の食材ポスターや行事の由来を使っての食育活動も始まりました。
今日は実際にポスターの中にある春の食材(たけのこ、春キャベツ、新玉ねぎ、新ジャガイモ、スナップえんどう、いちご)に触れたり、香りをかいだり、どんなお料理に変身するのか?や食材の効能について先生から話を聞いたり、実際に触って感触を楽しみました。(それぞれの食材は半分に切って食材の断面が見えるようにしてみました。)
登園してくる子ども達は、職員室玄関に展示してある『春の旬の野菜や果物』を見ると、野菜の名前を当てたり、玉ねぎのツンとした香りをかいではびっくりする姿も見られました。
2階のホールに移動して、担任の先生から『旬の食材』について話を聞きました。
“旬”の食材ってなぁに?⇒もっとも味がよく栄養が詰まった食材のこと!旬の食材は季節を運んでくれること!を先生から教わり、実際にそれぞれの食材を触ってみることにしました。
『玉ねぎって鼻がびくっとする匂いだね!』
『春キャベツは葉っぱがふわふわしてる!』
この他にも、筍は頭の働きをよくする事!玉ねぎは風邪や病気から体を守る事!いちごはお肌をきれいにしてくれる事!キャベツは胃や腸を守ってくれ、たべるくすりと言われていることを学びました。
旬の食材を実際に見て触った体験を、春の旬の食材シートに色付けしてみました。葉物野菜はそれぞれの部分よって色が違う事、たけのこは食べられる部分と皮の部分の色が全く違う事をシートの中に色で表現していました。
今日の給食メニューの中に、『春野菜のスープ』がありました。
昼食時には今日学んだ旬の野菜をスープの中に見つけては、「キャベツはおなかの調子をよくしてくれるんだよね!」「えんどうまめは食物繊維たっぷり!」「野菜コロッケの中にはジャガイモも入ってる!」と、喜んで食べていました。
野菜のハウス栽培が普及し、季節に関係なくあらゆる食材が手に入るようになりました。それでも季節に合った野菜や果物が美味しそうに見えるし、旬の時期には食べたくなります。そこには必ず、私たちの身体や心にとって、その食べ物が必要な理由があるはずなのです。日々の生活の中にある「旬」を感じ、子ども達にも伝えながら、園での食育も充実したものにしていきたいと思います。