2023年05月29日年中
Eスイッチプログラム『いきものかくれんぼ』
生き物に興味を持ち始め、てんとう虫や蝶々、ダンゴムシ探しに夢中な子どもたちはEスイッチプログラムでダンゴムシについて教えてもらうことができると知り、とても楽しみにしていました。
前日から公園にダンゴムシ探しに出かけたり、絵本を読んで期待を高めていきました!
「どこにいるのかな?」
「2匹も見つけちゃった♪」
~絵本の読み聞かせ『だんごむしのだんちゃんうまれたよ』~
そして、当日。「今日はダンゴムシ博士が来るんだよね!」と元気いっぱいに登園してきた子どもたち。
Eスイッチプログラムが始まるとワクワクした表情で真剣に先生たちのお話を聞いていました。
まず、はじめは絵本を読んでもらいました。
2回通り読んでもらいましたが、2回目は先生がわざと間違えて読むところがあります。どこが違うのかな?
「ブッブー✖ダンゴムシの赤ちゃんは丸まらないって言ったよ!」
絵本を読んでもらい、ダンゴムシはどんな所にいるのか、オスとメスの見分け方などたくさんのことを学びました。
次はいよいよ、園庭へダンゴムシ探しに出掛けます。
「暗くて湿った場所にいるんだよね!」
「葉っぱの下にかくれているんじゃない?」
見つけたダンゴムシは『ミルビン』というルーペがついた容器に入れて観察します。
「わぁ!ダンゴムシが大きく見える!!」
「私が捕まえたダンゴムシは背中に模様がついてるからメスだ!」
「見て見て!ダンゴムシの赤ちゃんがいたよ!」
「足は何本あるのかな?」「14本だって!」
「このおひげみたいなのは触角っていうんだね!」
ダンゴムシの綱渡りや迷路も見せてもらいました。
「ダンゴムシさん、すごいね!こんなに細いのに落ちないね!」
「えさのあるゴールまで行けるかな?」
観察を通して、ダンゴムシの生態をたくさん学ぶことができました。
そして、ダンゴムシも人間と同じ命があるので、観察したり遊んだりする時には大切に扱うこと。ダンゴムシにも家族がいるので、遊んだ後は捕まえた場所に戻してあげること。
もし、生き物を飼う時には食べ物、水、家(隠れる場所)が必要なこと。など命の大切さも教えてもらいました。
今日、つかまえたダンゴムシも園庭に戻してあげることに。
少し寂しそうにしていた子どもたちですが、「ダンゴムシさんもお母さんに会えないとかわいそうだもんね。」と言って「また、遊ぼうね!バイバイ!」とダンゴムシを返してあげることができました。
ますます、ダンゴムシが大好きになった子どもたち。
また、クラスの友達とダンゴムシ探しをしたり、疑問に思ったことを調べたりと学びを深めていきたいと思います。