2020年12月18日園の様子
氷づくり大作戦!
2学期も残すところあとわずかとなりました。🎄
温暖な気候の浜松にも真冬の寒さが入り、子どもたちの会話の中にも、『今日は、寒いね!』『雪が降るかも?⛄』という声がきかれます。

そこで、こんなに寒かったら、氷が出来るかも?と水曜日の帰りの自由遊びに『氷づくり大作戦!』を決行!しました。
まず初めに、どんな場所なら氷が出来るかを考えてみることに!すると…

『日陰のところがいいよ!』『遊具の下は寒いから遊具の下がいいかも!』

『塀の影にになっているところも寒いよね!』

と、いろいろな意見がでてきます。その意見を参考にしながら、それぞれ自分の氷のできそうな場所を考えて、プリンカップやら牛乳パックに水を入れて思い思いの場所にセットし、降園しました。
翌朝(木曜日の朝)、朝一番に登園したH君は出席シールを貼り終えると、一目散に自分のカップを置いた場所に走っていきました。

結果は…。残念…😢
予想よりも朝の冷え込みが緩かったこともあり、全く凍っていませんでした。子ども達は、どうして?なんで?と氷づくりの難しさを実感しているようでした。
子ども達が雪や氷に興味を持ち始めているこのチャンスを逃してしまうのは、もったいない!
園長先生から『氷が出来なかったら、作ってみれば!』とアドバイスをいただき、氷づくり大作戦PART2を科学実験のようにやってみることにしました。

まずは、いろいろな温度について調べてみました。
○○先生の体温(36,0℃)、外気温(今日は11.4℃)、ホットミルクティーの温度(57.1℃)
氷の温度(0.2℃)と体温計や給食室から芯温計をお借りして計測し、それぞれ温度が違うことを確認!
『じゃぁ、どうやったらこおりができるんだろう?』氷づくりPART2の実験スタートです。

大きなステンレスのボールの中に砕いた氷をいれます。つぎに、サンタさん🎅からいただいた魔法の白い粉を投入!
えっ、魔法の粉ってなぁに?
木曜日は幼稚園の🎄クリスマス会!幼稚園に来てくれたサンタさんから魔法の粉をいただいたのです。
魔法の粉は、白くて、さらさらしていて、〇〇先生が味見してみると…。しょっぱい!

えっ、もしかしたら『しお?』すると体育遊びでお世話になっている、シオレンジャー先生が『塩?先生の事、呼んだ?』と飛び入り参加して、魔法の粉の味見をしてくれました。
シオレンジャー先生も『やっぱり、しおだ!』

氷の中に塩を入れると、あらあらみるみるうちに氷の温度が急降下。なんと、-14.1℃😲
冷え冷えの氷の上に小さなステンレスのボールをセットし、その中にピーチジュース🍑を入れてかき混ぜると…

『うわぁぁぁぁぁぁぁ、ピーチシャーベット🍑ができた!』
『おいしそう!』『すごい!』と子ども達の目が輝きます!
『たべてみたい!🍧』ところですが、やはり🤧コロナウイルスの感染防止の為、今回は諦めました。
冬の自然の中だけでなく、科学実験でも氷づくりができることを知った子ども達。
また一つ知識の引き出しが増えたことでしょう!
自然界での氷づくり大作戦も!子ども達と一緒に今シーズン再チャレンジしたいと思います!