2024年02月29日年中
ゲーム屋さんへようこそ!
造形展の活動を通して、製作する楽しさを十分に味わった子どもたち。
今度はクラスの友達と協力して共同製作に挑戦しました。
各クラス2つのゲームを考えてゲーム屋さんを作り、年少・いちご組さんを招待することに!
まつ組は『キャンディーキャッチャー』『ポケモン的あてゲーム』
たけ組は『マリオカート』『カービィのぱくぱくゲーム』
うめ組は『ゴルフ』『マリマリパニック』
を作ることが決定しました。
「塗る所がたくさんあるからみんなで力を合わせて頑張ろう!」
「ここ倒れないように持っててね。」
「マリオのゲーム、みんな知ってるかなぁ?」
どうしたら、お客さんが喜んでくれるか考え、意見を出し合い、毎日、少しずつ作り進めていきました。
作っていく中で、新たなアイデアが生まれたり、改善した方が良いところが出てくるたびに、友達と話し合い、工夫して製作している姿を見て成長を感じました。
ゲームが完成すると、次はお店屋さんとしての役割を決めていきます。
まずは、どんな役割が必要か考えてみました。
「ゲームのやり方を説明する人が欲しいよね!」「転がったボールを拾う人も必要だよ!」と様々な意見がでます。
「成功したらおめでとうございます!って言ってあげたら喜ぶかな?」「スタートの合図は大きい声で言った方がわかりやすいよね!」とお客さんの気持ちも考えていきました。
クラスの中でお店屋さん役とお客さん役に分かれて練習してみたり、他のクラスのゲーム屋さんに遊びに行かせてもらったりしながら、お客さんを招待する準備を進めていきました。
そして、招待状を作って年少・いちご組さんに渡しにいきました。
いよいよ、招待当日。
「なんかちょっとドキドキしてきた~」と言いながらも、ワクワクした表情でお客さんが来るのを楽しみに待っていた子どもたち。
お客さんが保育室の中に入ってくると、嬉しそうに大きな声で「いらっしゃいませ~!!」とお出迎え。
「いらっしゃいませ!!ゲーム屋さんへようこそ!!」
そして、それぞれ自分の担当するゲームのところに来たお客さんに丁寧に説明したり、やさしく教えてあげたりとお客さんを喜ばせようと一生懸命にがんばってくれました。
「ストローを押したりひっぱたりするとキャンディーがとれるよ!」
「ポケモン、ゲットだぜ!!」
「3・2・1 スタート!!」
「カービーにごはんを食べさせてね!」
「こうやって持ってね!」
「はてなブロックに当ててね!」
どのゲームもお客さんが「楽しかった♡ありがとうございました!」と笑顔で言ってくれて、お店屋さんをやった子どもたちも大満足でした!!
友達と気持ちを伝え合い、協力してゲームを作り上げたことで、クラスの絆がより深まり、年中組の思い出として心に刻まれたことと思います。
年中組で過ごすのも残り少なくなってきましたが、年長組への期待も高めながらクラスの友達と楽しく過ごしていきたいと思います。